AI時代をワクワク生きる

「情報革命」×「高齢化」のど真ん最中を生き抜く子どもたちに必要なのは”STEM”と”人間力”です。日本の未来のために情報提供します。

高齢者とプログラミング

■プログラミングを学ぶ高齢者

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先日、プログラミング教室を訪れたときに驚いたことがありました。 なんと、60歳は越えているだろうと思われる女性が通っていたのです。 少し興味のあった私は、その女性の近くに座ってみました。
教室といっても、オンライン上でプログラミングの課題を解いていきながら、質問がある際は随時講師に質問をしていくというスタイルです。ですので、一定のITリテラシはないと進められません。
しばらく隣で、私も勉強をしていたのですが、その女性が講師に質問をするために手をあげました。そして質問をしたのですが、その質問が、コピーのやり方や、画像の保存の仕方、googleフォトについてといった内容で、正直この女性はなんでこの教室を選んでしまったのだろうということでした。
授業料は、30日間で10万円は超えます。
高齢者のための初心者PCスクールではなく、プログラミンを学ぶための場です。 その質問を終え、女性は教室を後にしたのですが、私の中には何かモヤモヤしたものが残りました。
なぜ、その女性はこの教室に通おうと思ったのか???
疑問に感じることはいろいろあったのですが、単純に尊敬しました。 少し前に、80歳を超えた日本人女性がアプリを作成して話題になっていました。
 
人生日々勉強だなと改めて感じさせられました。  
 
■高齢者の市場は拡大

世帯別のスマホの保有率のデータが総務省のHPに載っていました。 60歳以上は35.7%とまだまだ低いのですが、50歳から60歳までとなると75.1%まで上がります。 これから、定年を迎え引退をする世代もいよいよスマホ世代になります。 この、これまでとは違ったニーズを持った、新たなスマホユーザーが増えていく訳です。 これは明確なビジネスチャンスだと感じています。
・総務省データ
 
■子ども × 高齢者

・体は元気で時間にゆとりのできる高齢者
・働きたくても保育園に預けれなくて働けないお母さん
このあたりはうまくマッチングできていけば、良いなーなんていつも考えているのですが、物理的な距離の問題があってなかなかうまくいかないですよね。
都市部では、働けないお母さんが多いが、時間にゆとりのある高齢者が少ない。
過疎地では、時間にゆとりのある高齢者は多いが、働きたいというお母さん(子ども)が少ない。
こういうところをうまく解決できるようなサービスがあると働き方改革にも繋がると感じています。