AI時代をワクワク生きる

「情報革命」×「高齢化」のど真ん最中を生き抜く子どもたちに必要なのは”STEM”と”人間力”です。日本の未来のために情報提供します。

「小学8年生」 19,800円

■ 付録にプログラミング用のロボット!?

ロボット.png
「小学8年生」というネーミングが良いですね!
と思って少し調べてみたらそれなりの理由がありました。
・デジタルの8という数字がどんな数字にでもなるということ
・無限「∞」という文字にちなんで
要するに学年にとらわれずということですね。
○年生だからこれやりましょう!
みたいなことではなく、興味を持ったら買ってみましょう!みたいなニュアンスは良いなと思いました。
本題に戻りまして
ロボット付録付き「小学8年生」定価19,800円
2017年10月10日から予約が開始されるそうです。
■ プログラミング × ロボット

少し前に、小学4.5年生に向けた、プログラミング教室の体験会に参加したのですが
プログラミングをしたことが実際にリアルで動くということが
子供達にとってはとにかく楽しくてプログラミングの導入にはすごく良いと感じました。
Scrathcは、圧倒的に有名なプログラミングの導入ツールだと思うのですが、
やはり、画面上で動くのではなく、リアルなロボットが自分の目の前で動くということが子供には分かりやすくて相性が良いと思います。
あとは、この記事に敏感に反応するであろうのが
私たち、ミニ四駆世代の親父ではないでしょうか?
これまでは、海外メーカーのロボットが多かったのですが、日本でも市場ニーズがあるということでようやく大手メーカーからベンチャーまで、続々とプログラミング用のロボットを発売し始めました。まさにレッドオーシャンですね。
2020年からは小学校でも導入されることを考えると、入学をした時に上履きやピアニカを買うのと同様に「プログラミング用のロボット」を買うというような時代も出てくるのではないでしょうか?
ソフトバンクなんかはこの辺りにしっかり差し込むためにペッパーくんを小学校に無料提供したりしていますよね。
この1年間で、勝者と敗者が大きく分かれてくると思います。
もう少しプログラミング用ロボットが出てきたらまとめてご紹介したいと思います。
■ 19,800円の価値があるのか?

19,800円の「小学8年生」ロボットは一体どれくらい売れるのでしょうか?
子供の意思で帰る金額でもなければ、お母さんが買い物帰りにパッと買うものでもないと思いますので、最終的な決定権者が多くはお父さんになるのではないでしょうか?
とは言え、この価格帯であれば、天下のNintendo Switchと値段は変わらないので、そりゃ子供からしたらNintendo Switchの方が魅力でしょう。
小学館としてそんなにたくさん売れるとは思っていないとは思いますが
今後、こういったロボットがヒットするには、価格もそうですが、環境をセットで提供しないと、ロボット単体で19,800円の価値を出すことはなかなか難しいと思います。
環境とはなにか?
1つは子供がワクワクするようなストーリーや仕掛け
もう1つは、親が子供に買い与えたくなるような仕組み。
この辺りの環境が整ってくると売れるとは思うのですが、1企業単体ではなかなか難しいでしょうし、教育制度の仕組み、受験制度の仕組みが変わってきて、初めて親も意識が変わってくると思いますので、その波にしっかり乗れるようにするのが重要かなと思っています。