子どもの保育・教育ビジネスは儲からない
子どもの保育・教育ビジネスについて
全くの異業種から教育事業に携わるようになって1年弱、いろいろと感じたことをまとめたいと思います。
1、ビジネスとして儲からない
1-1、規模の経済が効かない
言うことを聞かない子どもを相手にする以上、保育士さんやスタッフは一定の人数が必要となります。テクノロジーとの融合でEDtechも賑わってはいますが、特に低年齢の子どもたちををみる現場においては、機能しないと感じています。
1-2、正解がない
前職の医療人材紹介ビジネスとの比較をしてみると人材紹介は人がいなくて困っている事業所に対して”人”をご紹介する。
課題に対しての解決”人”が明確に形になって分かる→貢献→利益
と繋がっています。
それが、保育や教育ビジネスは成果が見えづらいです。
1つだけ明確な成果として言えるのが、医学部合格●名、東京大学合格●名といった合格実績です。
現状はまだ、この実績は有効なので学習塾はビジネスとして展開できるのだと思いますが、近い将来これまでのように学歴と幸福度は比例しない世界になると思っています。
そうなるとますます”現在の教育”はビジネスとして成立し辛くなると思っています。
教育業界に向いている人
子どもが好きと言うだけでは、保育や教育はできないなと感じました。
自身のやりがいやモチベーションの源泉を子どもたちの成長に見いだせる方でないと長続きしません。
3年で保育の現場をやめてしまった知り合いの保育士さんが言っていましたが、1日どうやって子どもたちを無事に帰せるか、それだけを考えていたと。
その上で、お給与は低いとなると、、本当に保育のスタッフには頭が上がりません。
これからの教育ビジネス
教育は在り方を変えて行くと感じています。
モノが溢れ、情報が溢れている社会の中では
自分を表現できるアーティストが私は最強だと思っています。
つまり、これからの教育はアーティストをつくるような場が増えてくると思っています。